「学校を場とする放課後プログラムの開発とその評価に関する国際シンポジウム」が開催されました
3月23日、「学校を場とする放課後プログラムの開発とその評価に関する国際シンポジウム」が開催されました。
ドイツ、イギリス、日本、アメリカ、スウェーデンの5カ国の事例発表があり、各国の放課後について事例発表がありました。
日本では、学校週5日制の導入後20年が経過したが、この20年間で子どもたちの体験格差が広がってしまいました。経済格差が体験格差に繋がり、ひいては学力格差に繋がるという連鎖が成立してしまっています。この連鎖を断ち切るためにも、NPOや地域人材の参画、企業の力で子どもたちの多様な体験活動をかたちにし、家庭の教育力を地域がどこまでサポートできるかが求められています。
各国の放課後の場でも、学校・家庭・地域の連携は不可欠というのが共通の見解です。
また、子どもたちが自主的に様々な体験活動(プログラム)に参加した場合の方が教育的効果は高いとのことでした。
子どもたちの経済的な状況に関わらず、全ての子どもたちが自ら選ぶことのできる土曜日の多様なプログラムの展開が求められています。
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